8人での2年間

6月23日、岡本圭人くんがアメリカに留学することが発表されました。少し前に発表された文春の報道もあって、脱退という形じゃなかったことに安心したファンは多いと思います。

「メンバーが1人欠ける」というのはどういうことなのか。今回の場合期間限定という形にはなるものの、少なくとも2年間は8人での活動になってしまいます。シングルやアルバムのリリースはどうするのか?歌番組は?バンドは?いくら帰ってくるとは言え、圭人担の人だけでなくJUMP担全員が不安を抱えていると思います。

なによりFC会員に向けての彼らの動画を見たあとに様々な気持ちを抱いたと思います。何人かのメンバーが笑って見守り、声をかける中、圭人の隣にいた彼は全く笑うこともなく、力のない目をしていました。エースとしてJUMPを引っ張り、メンバーが欠けることを望んでいなかった。そんな彼の親友が外国留学でJUMPから離れたところに行ってしまうという現実に複雑な心境を抱いているようでした。1人の親友としては成長したいという前向きな気持ちの圭人の背中を押してあげたいだろうけど、メンバーとしては「いなくなる」ということが許せない、考えられない。のだろうと。

「9人もいるんだから1人くらい欠けてもわからないでしょ」

そんなことはありません。かつてまだ彼らが子どもだった頃、1人のメンバーが欠けました。きっとあの頃は自分たちの意思ではなく、周りの大人が決めたことに従う他なかったと思います。しかし、メンバーがいなくなるという現実に向き合わないといけません。まだ未成年の彼らがどんな気持ちで活動していたのか。私たちが知ることはできませんが、辛かっただろうと思います。今回、2年間とはいえ彼らはまた同じ様なつらさを味わうことになります。むしろまた戻ってくるからこそ怖い部分もあるのではないかと思います。帰ってきてからがスタートだからです。

Twitterでも「圭人が留学する間にJUMPも成長する」「2年後、本当に必要な存在になれているのか」「大学も中退なのに」そのほかにも厳しい意見を見ました。確かにその通りです。しかし、今さら何を言おうと現実は変わりません。彼らが決めたんです。JUMPとして圭人のわがままを受け入れました。私たちにはそんな彼らの決定を受け入れ、その未来のJUMPがさらにパワーアップするように願い、応援するしか選択肢はないと私は思います。

だから、圭人はかなり甘えさせてもらっていることを自覚して、アメリカ留学を楽しみつつも必ず何かを得て帰ってきてください。これで何かスキャンダルでも出ようものならあなたの帰ってくる場所はきっと無いでしょう。JUMPの、ファンの気持ちを踏みにじる様なことがないように、そこだけはお願いします。そして、もう二度とあなたの親友にあんな顔させないでください。笑顔の方が似合うことよく知っていると思います。

寂しい気持ちはもちろんありますが、前向きな考えのもと旅立つ圭人を応援しています。「必ず」JUMPに何かを持って帰ってきてください。頑張って。笑顔で帰ってくるのを待っています。